コラム

このままドルと株はどこ行くの?!

杉田勝です。

今、為替の先行きのバロメーターになっている指数がドルインデックス(DXY)。
これは他6つの主要通貨のバスケットで構成されている指数で、ユーロ (EUR) 57.6%のウェート 、日本円 (JPY) 13.6%のウェート 、英ポンド (GBP) 11.9%のウェート、カナダドル (CAD) 9.1%のウェート 、スウェーデンクローナ (SEK) 4.2%のウェート 、スイスフラン (CHF) 3.6%のウェートとなってます。

ユーロが 57.6%なので、ドルインデックスが下がればユーロドルは上がります。強い逆相関関係。
ドル円もポンドドルも10%以上の比率なので、ドルインデックスと時々逆に動きます。
なので、為替やる時にはドルインデックス見ておいたほうがいいです。
3月はドルインデックスが大きく上がったり下がったりたので、ユーロも円もすごかったですね~。

でも最近はドルもあまり動かなくなってきました汗。
日足チャート見ても三角形の中で収まってしまっているような小動き。
三角形って困るんですよね。方向感ないのに急に反転、また反転でトレンドフォローだと短期で出ないとせっかく儲かってたのに結局損切なんて目も当てられないことに!

逆に株はやりやすいかも。
実体経済は完全にストップしてるので、2月3月は株は大暴落して、やられた人もかなりいるんじゃないかと思いますが、なので、ここからしばらく株に手を出すのは怖い感じ?

でも余力残っている人に、コロナ前とコロナ後の変化のお話。
コロナ後!ってまだコロナ終わってないですが、FRBや日銀がお金を刷りまくっているのでバブルになり始めてます。
昨晩の米国では新規失業保険申請件数が通算で3000万件を昨日超えたけれど、悪材料には慣れっこになっていて、株価はあまり反応なし。
で、コロナが落ち着いてくればお金がじゃぶじゃぶとあふれかえってくるので、株にお金回ってくるのは時間の問題。

米国を代表するS&P500株価指数は4月に13%も上昇したんですが、月間の上昇率としては1987年(ブラックマンデー)以来最大となったようです。
ということで、実体経済が復活するまえに(今みたいな状況)株がこれからも上がるってことは十分あり得ますね。
そうなりゃ、今年の株価はバブルでこのまま史上最高値更新なんてことに...?!

杉田 勝